Thibaud Boudignon / Anjou Blanc 2022 ティボー・ブディニョン / アンジュ・ブラン 2022

¥7,150

サン・ランベール・デュ・ラテと近隣のフェイ=ダンジューのブドウを使用。完熟したリンゴにレモンやライム、白い花などのフローラルなアロマ。リッチで力強い口当たりだが、しっかりとしたミネラルのおかげで極めてフレッシュなフィニッシュが楽しめる。柑橘果実とミネラルが反芻する洗練された余韻が素晴らしい。

タイプ:白ワイン

生産者:Thibaud Boudignon / ティボー・ブディニョン

生産地:フランス / ロワール / サヴニエール村

品種:シュナン・ブラン

容量:750ml

在庫あり

説明

2009年の初ヴィンテージから、瞬く間にトップの地位へと登りつめた生産者。アンジューにおけるシュナン・ブランのポテンシャルを見出し、既に偉大なワインを生み出している。アンジューに所有するシュナン・ブランの1.7haの小さな畑から生み出された彼の作品は、すぐにフランスのワイン関係者の熱い注目を集めた。フランス各地の多くの星付きレストランから求められ、ワイン評価誌のLa Revue du Vin de Franceで「偉大な発見」と称えられた。生産量は極めて少なく、生産量は少なく、現地でも入手困難で飲む機会を得るのは難しいが、現地のプロフェッショナルが口々にその名を挙げる存在である。

ボルドーのメドックで生まれ育ったティボーはワイン生産者の家系出身ではなかったが、彼の祖父は生産者にブドウの仕立て用の支柱を供給していて、時には支柱とワインを交換することもあった。ティボーにとってワインは子供の頃から身近な存在であり、いつしか人生の一部と感じるようになっていた。彼に大きな転機が訪れたのは10代の頃。祖父と母を相次いで亡くしたのだ。彼らから相当額の遺産を相続したが、母のフランソワーズは1通の手紙も遺していた。「このお金で自分の人生を始めなさい」。刹那的な消費には走らないように、と母親らしい注意書きが添えられたそのメッセージを目にしたティボーは、ワイン造りを生涯の仕事とすることに決めたのである

彼のワイン造りの基本であり、最も重要なことは畑仕事である。しかし、具体的な畑仕事の内容について多くを語らない。気候やブドウの生育状況がひとつとして同じ年はなく、概論的に表現することができないからだ。有機農法、低収量、そして「ベストを尽くしたと収穫直前に確信できるレベルの畑仕事」。ヴィンテージがどうであれ、これらが毎年優れた結果を残すための唯一の手段であると語る。彼の畑は、庭師が手入れした庭園のようだと評する者もいるほど整然としている。これほど細部にこだわり徹底してブドウの世話を行っているのは驚異的だ。

追加情報

重さ 1 kg