l’Enclos / Chablis 1er Cru Montmains 2023 ランクロ / シャブリ プルミエ・クリュ モンマン 2023

¥11,000

わずか0.56haの南東向きの区画。樹齢は約50年にも迫る。レモンなどの柑橘系の果実の香り。非常に充実した果実のフレーバーは非常に複雑さをもっている。塩味を感じるミネラルや酸が下支えした、焦点の定まったフィニッシュ。

タイプ:白ワイン

生産者:l’Enclos / ランクロ

生産地:フランス / ブルゴーニュ / シャブリ村

品種:シャルドネ

容量:750ml

在庫あり

説明

ボーヌから100km北西に位置するシャブリ地区は、ブルゴーニュ最北部のワイン産地。一般にキンメリジャン土壌と呼ばれる牡蠣の化石を含む泥灰土は石灰質に富み、フレッシュな酸味とミネラルをもたらしてくれる。近年非常に価格が高騰しているブルゴーニュにおいて、シャブリは圧倒的な価格の優位性を持っていることは意外にもあまり知られていない。グラン・クリュやプルミエ・クリュはコート・ドールの上質な白に匹敵する品質、熟成のポテンシャルを持っているが、その多くがコート・ドールの半値ほどで取引されていることを見ると、知られざる金塊と呼ぶにふさわしい。そんなシャブリの地でぜひ注目すべき生産者がランクロである。

ランクロは2015年に、ロマン&ダミアン兄弟が始めた新しいドメーヌで、プティ・シャブリからグラン・クリュに至るまで計28ha強を所有している。兄弟の父がパスカル・ブシャールというネゴシアンを運営していたが、2015年に引退。その際にネゴシアン事業は売却したが、自社畑は残していた。一方で、兄ロマンはネゴシアンに興味がなく父のネゴシアンを継ぐ意思がそもそもなかったこと、ビオロジックに興味があったことから、2006年に自身のドメーヌであるグランド・ショームを立ち上げていた。父の残した自社畑と兄のドメーヌを統合して兄弟で新ドメーヌとして立ち上げたのがランクロである。父が引退の際に手放さなかっただけあって、シャブリの中でも珠玉の畑を所有しているがこのドメーヌの大きな特徴である。グラン・クリュのレ・クロ、ブランショ、ヴォーデジールに始まり、プルミエ・クリュではフルショームの最上区画である斜面中腹のラ・フルショームを所有している。

シャブリでは珍しいビオディナミを取り入れ、彼らの畑のテロワールの美点を余すところなく表現、新しいドメーヌのため知る人ぞ知る生産者だが、すでにフランス国内の星付きレストラン、ソムリエからの信頼を得ている。

追加情報

重さ 1 kg