説明
ナパ・シャルドネの銘醸畑、”ハドソン”と”ハイド”をコングスガードが昇華させる。華麗にして伸びやか、一度味わったらやめられない逸品。
カーネロスの類まれなる二人の栽培家「リー・ハドソン」と「ラリー・ハイド」が栽培する「ウエンテ・クローン」の究極のコラボレーションである。ナパ・ヴァレーの最南端、冷たいサン・パブロ湾からの霧と冷気の影響を多く受け、冷涼な気候で知られるカーネロスのナパ・ヴァレー側に位置する二つの有名な畑からこのワインは造られる。
ハドソン、ハイドともナパ・カーネロスに位置するが、その味わいはそれぞれに個性的。 セラーでまだブレンドする前の樽から二つのワインを試飲するとその個性の違いはあきらか。爆発的に濃厚な果実の中に緊張感のある酸が長い余韻を引くハドソンと、圧倒的なミネラル感とギュッとしまった果実の凝縮感が素晴らしいハイド。
ジョン・コングスガードがイメージを解説してくれた。ハドソンは味わいの横の部分が豊かなので上下に引き延ばすことをイメージし、ハイドは鋭角なので横の膨らみをイメージする。その絶妙なポイントでブレンドを仕上げるという。
2022年は特別に、故ウォーレン・ウィニアルスキー氏(今年2024年6月に逝去95歳、ナパのスタッグス・リープ・ワイン・セラーズ(Stag’s Leap Wine Cellars)の創設者であり、1976年の「パリスの審判」で赤ワイン1位になったカベルネ・ソーヴィニヨンを造った)がスタッグス・リープ・ワイン・セラーズを売却後、最後まで手掛けていたクームスヴィルのアルカディア・ヴィンヤードのシャルドネが少量ブレンドされ、クームスヴィルらしい鋭角な酸が個性を与えている。





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