説明
ペルナン・ヴェルジュレス村に居を構える生産者で、1765年には既にワイン造りを始めていたことを記す文献が残っており、シャルルマーニュを司る 「サン・ヴァンサン像」 を納めている大変由緒のあるドメーヌです。現在の当主は先代のローラン・ラペ氏から代替わりをし、息子であるヴァンサン・ラペ氏が栽培から醸造までの全てを管理し、運営を担っています。ワインはいずれも美しい酸味と洗練されたミネラル分を持ち、果実味がバランス良く織り込まれたクラシカルなブルゴーニュスタイルですが、当ドメーヌの特徴であるその気高さと精緻で深い味わいは、フランス国内はもちろん世界中のワインマーケットで常に高い評価を得ています。
畑はペルナン・ヴェルジュレス村を中心におよそ20ha（白8ha、赤12ha）の自社畑を所有し、コルトン・シャルルマーニュに至ってはそのど真ん中に3haの広さを保有しています。栽培はリュット・レゾネで管理し、常に自然環境に忠実に配慮して肥料の使用を極限まで抑え、テロワールを最大限に生かした持続可能なブドウ栽培を行っています。
全てのキュヴェにおいて過度な抽出を避けるためバトナージュは控え目に行われ、テロワールの個性を生かす樽使い。繊細なテクスチャーとフィネスを重視したアプローチから、ボディと品格を両立させた味わいを表現しています。
